HTMLを見て「無理だ」と諦めた方も多いはず。しかし、少しは仕組みを知らないとずっと苦手意識を持ったまま過ごすことになります。コーディングはプロにお願いするにしてもHTMLの仕組みぐらいは知っておいた方が役立ちます。がんばりましょう。
グラフィックデザイナーはWebが苦手？
豊橋のグラフィックデザイナーさんはあまりホームページにチカラを入れていません。検索してもそれほどたくさん結果として出てきません、考えられる理由としては「知識がない」のだと思います。何人かの知り合い、昔の職場のメンバーも「ホームページのことはわからない」という方がほとんどでした。グラフィックデザイナー、ウェブデザイナーと職業がある以上、紙とWebは別物だという認識なんだと思います。特に、さんたの専門学校時代にはウェブデザインという言葉すらありませんでしたから、少し下の年代のデザイナーさんも指導者もいなかったと思われ、学習環境が整ったのもここ最近のことだと思われます。また、デザイナーの専門学校も選択授業になっているので習得環境が整っていないのだろうと思います。
なぜ？ホームページの知識は必要
「紙ものだけ作っていればいいじゃん。」なんて認識は捨ててください。クライアントさんの中には「ついでにHPも作って欲しい。」と言われる方が非常に多いです。特に新規で事業を立ち上げた方は困っていられるのです。ワンストップで何でもできるデザイナーが必要なのです。クライアントさんのことを理解して作ったパンフレットを元にホームページを作れたら、別のホームページ業者さんにまた一から自身のことを説明しなくていい分、クライアントさんの負担は減ります。デザイナーにしても一度理解したクライアントさんの紙をホームページに反映していくだけなのでそれほどの苦労はないと思います。コーディングはできなくてもいいので、とりあえずウェブデザインぐらいは手掛けるべきです。
コーディングはできなくても…
現在は、ホームページコーディングの敷居も下がり、JimdoやWix、ペライチなど無料のサービスで簡易的なホームページ開設ができます。使い方も簡単ですし、illustratorやPhotoshopがあればそれなりのページが作成できます。何といってもPCとモバイルで別々のページを生成するレスポンシブ対応なので知識がなくても作れます。少しかじれば、illustratorやPhotoshopを使いこなすことを思えば、Excelの基本機能を使うぐらいのレベルでそれなりのページは作ることができます。
レスポンシブ対応の必要性
検索エンジンと聞いてまず「yahoo」を思い浮かべる方は少なくないはず、実はyahooで使っている検索エンジンの検索結果の8～9割は「Googleoogle」の検索エンジンの情報が元になっています。つまり、検索エンジンの基本ベースは「Google」ということになります。そしてこの検索結果も実はパソコンとモバイルでは検索結果が違うことをご存知でしたでしょうか？今やネット閲覧の7割～8割はモバイルと言われています。そこでGoogleの検索結果の優先順位が変更されました。これを「モバイルファーストインデックス」と言われ、2018年3月にGoogle公式から正式に開始のアナウンスがされました。このことにより、PCとモバイルどちらもページが必要になりました。
ホームページの効果
実際にGoogleで「豊橋 名刺 デザイン」と検索してください。順位は日によって変化しますが、1ページ目に表示されると思います。これもホームページの知識があって実現できることです。それでもそれほどのSEO対策をしているわけでもなく、基本を守れば割と簡単に実現できるものです。月によってばらつきはありますが、最低でも2～3件程度の新規のお問合せがあります。お電話での成約率は5割程度ですが、お問合せ後に訪問もしくは打ち合わせをした場合の成約率は9割を超えます。
ここまでできるとなおよきです
さんたも一応、「ウェブ解析士」の資格を保有しています。目的は基礎知識ぐらいの習得のためです。そこまで深く知る必要はないかもしれませんが、HPを導入したクライアントさんのGoogle登録ぐらいはできないといけないかもしれません。実際に試したことはありませんが、毎日とてつもないかずのHPができあがってインターネットの世界に登場しています。例えるなら大海原に砂一粒を放り投げて探すようなもの、Google先生にホームページができたことをお知らせしないといけません。そうでなければ、いつ検索に引っかかるようになるかは全然わかりません。サーチコンソールの使い方やアナリティクスの導入などの基礎知識は習得しておくとよいかもしれません。きっと役に立つと思います。
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