画像補正をしない写真はありません!
アイスタイルデザインでは印刷する画像は「RGB」から「CMYK」への変換の後に画像補正を必ず行います。
なぜならば、デジタル画像は携帯の画面やパソコンのモニタでの再現(RGB)が基本。しかし、印刷の場合は4色インク(CMYK/シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)で再現することからRGB→CMYKへの変換が必要になるからです。(RGBとCMYKの違いについてはこちら)

そして、RGBは色深度があり再現力が高く(約1,677万色)、CMYKに変換することで再現力が落ちる(約10億通りになりますが、実際は再現できない色があり)からです。つまり、落ちてしまった分をできるだけきれいに印刷できるように画像を再現し直す作業を「画像補正」と呼びます。
というのも、RGB→CMYK変換したまま印刷すると特にネオンカラーのような蛍光色、濁りのない鮮やかな青、緑、ピンク、オレンジは再現しにくい「メリハリの弱い」のっぺりした画像になる場合が多いのです。つまり、足りなくなった色味をたして、明度や彩度、コントラストをしっかりさせて写真のクオリティをあげるのです。
画像補正と加工でここまで変わる!
わかりやすい画像補正・修正の実績
この日は運よく天気が良かったこともあって青空はきれいですが、朝日のせいで少し黄味がかって影のコントラストの強い写真です。とはいえ、建物の撮影はいろいろな条件下の元、制約があるのが普通です。
でも、絶対によけることのできない電線や照明などできたらない方がいいな~と思うものも、もちろん写ってしまいます。撮影技術はイマイチなので…(汗)ここからは画像補正と加工技術が必要となります。

画像補正・修正はここがポイント!
まずは、全体に入ったイエローかぶりを抑えます。次に建物にきつくついた陰影を弱め、電線や照明器具はすべて消去しました。
このように補正と加工を行う事でようやく印刷がきれいに仕上がります。ここまで画像補正と加工をすることは稀ですが、メインビジュアルになる場合などは必要に応じてここまで対応することもあります。

注目ポイントの解説
特に、分かりやすい点は看板部分、こちらの変化は歴然。朝日を浴びた看板、経年劣化で退色し白被りした表面色をくっきり再現。上部の照明器具はもちろん電線の影も消去しました。
また、「P」の看板の下の錆びた黄色柱も消しています。これは自己満足の域ですがこれぐらいはできないといけないという意識はずっともっています。

(特に後ろのフェンスまで違和感なく画像加工してある点は注目していただきたい!箇所です)
ドローン空撮の画像加工
パンフレットの背景に必要になり急遽撮影いたしました。しかし、空撮の場合でも必要でないものも入り込んでしまいます。特に空からの撮影の場合、電線や電柱、被写体の背景に入り込んでしまうものも多数あります。
今回は、特に工事中の家屋も入っていますので画像補正に非常に時間がかかりました。

こちらの画像は飛行高度は10m以下。それでも中央に電柱、左側には工事車両と簡易トイレなど実際には必要のない要素が多数写ってしまっています。こちらはすべて画像加工ソフト「Photoshop」で修正をかけていきます。

ここに注目!
ここからは右手前の乗馬する様子にかかってしまっている電線や電柱上部にかかっているフェンス部分の再現などかなり細かいディティールでの仕上げが必要になりました。よくよく比較しないと分からない程度の画像加工になっています。しかし、時間はかかりますができるだけのことは施すことが必要だと思います。
こちらは「ピッコロファーム」さまで撮影させていただいた画像です。
※現在、ドローン撮影は受け付けておりません
AI生成画像も画像加工は可能?
最近増えてきているのが、「AI画像をそのまま印刷して欲しい」というご依頼です。そうなんです、AIで生成された画像は写真と同じ、風景や人物はもちろん、文字なども画像です。つまり、、、文字などのテキストは編集できないのです。
もしこの中に誤字脱字があった場合、オリジナルのAI画像を編集するかデータをすべてillustratorなどの印刷データを作るためのソフトで1から作り直すことになります。そしてAI画像の多くはテキストの誤字、内容の重複が多いというのが印象です。つまり、結局は印刷用にデータを作り替えなければ使えないということになります。
AI画像をそのまま印刷できないことはありませんが、少なからずデータチェックやデータ修正などの専門知識を持ったデザイナーというフィルタを通さないとダイレクトに印刷手配をかけることはできません。参考までにAIについてのブログを書いていますのでよかったらご覧ください。アドバイスはできますので、お気軽にご連絡ください。
必要があれば…
画像補正と加工だけでお引き受けすることはあまりありませんが、必要があればお声がけください。大切な写真を最良の状態までは引き上げさせていただきます。できる限りになりますが対応させていただきます。
つまり、加工や補正をしない画像は基本的に1点もないと思います。明るくしたり、トリミングしたり、カタチに沿って切り抜いたりと様々な加工もお手伝いします。お気軽にトップページのお問合せフォームからお問い合わせくださいね。

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