名刺のデザイン[2つ折・3つ折]
ネット社会となった現在でも名刺交換はビジネスの入口として主流です。自分のことを相手に印象付ける上でも物言わぬ存在を「アイスタイルデザイン」は最も大切に考えています。職業柄もありますが、iいくらデザインが素晴らしくても、手にした時の紙の質感や厚みで相手の印象を感じます。大きな会社の社長さんなのに「えっ?大企業の代表なのに、…この紙?この厚み?」と手の感触を疑ってしまうなんてこともあります。そんなに名刺なんて、気にしないのが普通かもしれません。
しかし、ご依頼を頂いた時に、名刺についてこんな話をすると「あります!あります!」とおっしゃる方も多いのです。こんな風に感じる人がいる以上、他の方でも感じる方は多いのではないかと思います。
今や、自分でデザインしてプリンタで作れてしまう時代。経費節約のためもあってか、どうしても軽視される傾向にあるように感じます。
そんな中ですから当然、自分で作られた名刺を頂くこともあります。それはそれで別に問題はないのですが、相手の顔色を見てつい「すいません、自分で作ったもので…」と申し訳なさそうにお渡しする方もお見えです。
そんな風にちょっと申し訳なさそうにお渡ししている方は一度、アイスタイルデザインに相談してください。一期一会、その出逢いから次のビジネスチャンスに繋がることもないとは言えないのです。自信をもってお渡しできる姿勢こそビジネスの次の扉を開く鍵になるなんて考え方もありかと思います。
こんな考え方もありです
名刺を渡す時は、初対面です。お渡しするお相手はあなたのことなんか何も知らないのです。何の特徴も、印象にも残らない名刺を渡すより
・受け取った後に会話が生まれるように仕掛け
・思いっきり自己主張しちゃう
・好印象な爪あと残す
・パッと見た瞬間に「職業や何屋さん」かが見てわかる
などなど…もうお会いする機会なんてないかもしれません、1枚の可能性を最大限に活かせるように、テーマを持って名刺を作る!そんなことだけでデザインを楽しむということはできるのです。形にできないならデザインすることを生業とするデザイナーと一緒に楽しみながら形にしていく♪と言う選択肢もあるのです。ビジネス用プラス、組織としてでなく、あなた個人に興味を持ってもらうために別に個性的な名刺を持つ、なんてこともありではないかと思うのです。
自分らしさを前面に出す!新たなビジネススタイルを始めるのはひとつの考え方だと思いませんか?
かくゆう「さんた」も…
わたくし「さんた」をご存知の方はあまり信用していただけませんが(泣)、顔に似合わず「初対面は大の苦手、超がつくほどの人見知り」です。アイスタイルデザインの代表ですが、サラリーマンの時はかごの中にいたので、社外の方とお会いする機会は皆無でした。当時は持っていたものの、「名刺の価値」になんて気づいていなくてあればいいや、ぐらいにしか思ってなかったかも…。狭い世界で生きてきたので気は楽でしたが、今となってはもう少し人慣れしとけばよかった…なんて反省しています。
そんなこんなで、独立してしばらくの間は自分の代わりに主張してもらうこんな名刺をお渡ししていました。お渡しすると厚みがあるので「?何枚か重なっている…」「たくさんの名刺ですね。」「面白いですね♪」と何かしら、受け取って頂いた方は何かしら反応していただけます。そして必ずと言っていいほど開いていただけます。
これは左側に開け、中面はこんな状態になっています。左に業務案内、右側はさらに上に開けるようになっている構造です。
すべて開くとアイスタイルデザイン「しずく企画室」発行の季節誌しずくのご案内があります。こんな風に仕掛けがあるのって楽しいと思いませんか?ここまで手の込んだものでなくても、普通の名刺交換でも受け取った側に印象を残せる機会にもなるのです。裏面はさらに必要な情報を入れることで役割をしっかり果たせています。
少しのことですが、きっと随分と他に比べると印象が残ります。情報はその後に中身をゆっくりみていただけるとこも多く、お問合せに繋がった事例もあります。この他にも、2つ折りやサイズの違うタイプなど様々なタイプをご提案可能です。お悩みごと、お考えごとや、相談してみたいと思ったら、ぜひ一度お気軽にお問合せください。
名刺デザインもいろいろです
企業・会社などのビジネスデザイン
★わかりやすいことが重要
会社名と職業がはっきりわかるこのタイプが一般的です。職業を認識していただくための名刺となります。デザインは様々な見せ方が考えられますが、名刺の本来の目的は「職業」と「名前」がわかることが重要な要素となります。
【デザインのポイント】企業や会社の場合は、不動産=家という感じでロゴなどのイメージを構成する要素があると職業やその職種をパッと認識してもらいやすくなるので、構成する重要な要素は意識することがポイントになります。
農家さんなどのデザイン
★生産品目を知ってもらうほかの要素を準備
農家さんの場合は、職業というよりは取り扱っている品目、品種などを全面に出すことでイメージを強く持たせることをオススメしています。上記は、裏面に栽培品目とその時期がわかるように表示しています。別のものを作っているということも理解してもらえるので別のビジネスの可能性を含んでいます。
ミニトマトの農家さんのですが、品種がわかるようデザインの中に画像として要素を踏め込んであります。間接的に知ってもらう方法としてFacebookやInstagramなどのSNSへのアクセスを促す仕組みのある名刺です。
【デザインのポイント】名刺交換をするビジネス的な接触の場合は、ほとんどの場合、生産品目をすでに知っていることが多く、二次的に理解を深めてもらう要素を増やすことを意識したデザインをお勧めしています。QRコードにパラメータを埋め込むことでgoogleアナリティクスでアクセスの確認ができるなど、様々な可能性をつけることでより意味のある名刺になります。
ショップカードとしてのデザイン
★手渡しで他のお客さんを呼んでくれるツール
お店の宣伝やPRを含めたショップカード的な要素も多くあります。違いとしては「営業時間・定休日」などお店の情報を盛り込む場合が多いというところです。アイスタイルデザインでは、お店とプライベートとして使用頻度を確認してどちらの比重が多いかなどによって情報の整理と共に、お店の雰囲気や提供メニューなどからヒントをいただいてデザインしています。
【デザインのポイント】有名な施設にあるお店の場合は細かな場所の説明は必要ないと言えます。逆に有名な施設=自分のお店がリンクされやすくなりますのでそれを意識すると印象に残りやすく役立ちます。
例えば、「〇〇図書館正面!」とか「△▼スーパー店舗内!」など有名な施設がある場合はそれを入れることでついでのご来店や目印として細かな説明を省けることで、別の要素を増やすことができるなどちょっとした工夫で、印象のあるものができます。
※ショップカードについてもう少し知りたい方はこちらから
★ビジネスとプライベートを考えたデザイン
アイスタイルデザインでは、利用用途やお渡しするシチュエーションをお聞きして、場面・場面で最も最良と思われるようにご提案しています。個人でお渡しする、ビジネスとしてお渡しする、それぞれで必要に応じて入れる要素をお聞きした上で、適切と思われる要素を入れたり引いたりして、ご提案しています。名刺と言えどもしっかりした確認やご提案を心がけています。
その結果、お店で渡すものとは別にプライベートで別のタイプも欲しいということになって、使い分ける選択をするお客様もいます。
(上がお店がメインの名刺、下がプライベート用名刺です。)
【デザインのポイント】携帯電話番号を入れるか入れないかという違いですが、ビジネス的な要素としてお店の営業時間外に携帯電話での連絡ができる、できないはチャンスをつかむ必要な要素としての見極めです。それぞれの職業や働き方によって決める必要があります。
国際的なデザイン
★要素の見え方を統一
ケースバイケースですが、国際的なビジネスを展開する場合は、必要な要素を精査し表裏の見え方を統一することで構成する要素は統一する方がわかりやすいと思います。
【デザインのポイント】ビジネスチャンスを逃さないように、必ずメールアドレスは必須項目だと思います。もちろん、それ以外にも後日連絡が取れる要素を入れることをお勧めしています。
個性的で動作を必要とするデザイン
★開いてもらうという重要な動作
横タイプの2つ折です。折った状態は通常サイズ。上に開くタイプです。構成としては「表面」→「(開いて)中面」→「裏面」という順番で見る、もしくは「表面」→「裏面」→「(開いて)中面」という具合に手に取った方がどうような動作を想像しつつ、開くという行為を裏切らない仕掛けが理想的だと思います。ひとつの物語を構成するイメージでデザインすることを心がけています。
★開くにさらに一工夫(窓の効果)
縦タイプの2つ折です。折った状態は通常のサイズ。上のものと同じ上に開くタイプです。構成は縦も横も同じです。違いは表面の男性の顔の部分は実際は丸く抜いてあり、中面の顔の部分が窓から見える仕組みになっています。名前の近くに印象的な写真を入れ、開くと同じ顔があるという仕掛けです。
【デザインのポイント】
開くタイプは、先記の通り、開くという動作が印象を残すばかりではなく、会話や後日改めて内容を見る可能性が、通常の名刺と比較すると大きくなるということです。また画像を入れることで名前と顔が一致しやすいという効果があります。
たかが名刺!されど名刺!なのです!
これからの縁をつなぐ大切なもの
一期一会の精神「一生に一度だけの機会。生涯に一度限りであること。生涯に一回しかないと考えて、そのことに専念する」。名刺といえども、いや名刺だからこそできる可能性をデザインの持つチカラでサポートさせていただきます。
その可能性は計り知れないのです。出会った方の手に渡った瞬間、その後、名刺がどのように働けるのかを決めることは持つ人が選択できることです。そのお手伝い、アイスタイルデザインにお任せください♪
お気軽にご相談くださいね。
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