デザイン室環境も整い、なんとなく軌道に乗り始めた頃、ある営業さんから声がかかります。「ホームページの会社に行くから一緒に来て欲しい。」「?」
パソコンも触り始めて間もない頃でしたが、その頃はとにかくパソコン関係のことなら貪欲に知りたがっていたわけです、断る理由もなく飛んでいきます。
画面が動く…
その当時は広告をイラストレータで作る毎日。動くなんて考えてもいない頃です。インターネットの整備も今とは比較にならないほど幼稚でした。そんな時代にも関わらず、伺ったHPの会社ではメニューをクリックすると画面が変わる、線路に沿ってイラストの電車が走る…動くが実現しているではありませんか!?その時の衝撃は今でも忘れません!当時はまだHTMLが出始めの頃、JavascriptもCSSなども開発途中で意外と単純だった記憶があります。
こっそり自習
Macintoshが導入されて以来、仕事は自分のペースでできるので就業時間の大半は原稿待ち…その間に、HTMLの勉強です。今でも持っていますが、HPの会社に行った翌日には本屋に出向き、指南書を購入。仕事待ちの余剰時間はすべてHTMLを習得する時間に費やします。もちろん、インターネットも早々とNTTでプロバイダ契約をしてました。
それとなくHPが作れるようになったのでプライベートで自身の「子育て日記」と豊橋近隣の公園の紹介をする「ぱぱままクラブ」というサイトを作って公開していました。この頃にはケーブルテレビのティーズに乗り換えていましたので、今となってはよい思い出です。
ネットをもっと!
当時は自分の6帖の部屋にはパフォーマをはじめ、Windowsの中古パソコン、DOSVパソコン、ノートブックなどなど…最高で6台のパソコンがあってアメリカ映画に出てくる「パソコンヲタ」さながらの環境を作り、そんな中、ブログという存在を知り多い時で5つぐらいのブログをいろいろなブログサービスで書いていたこともあるぐらいどはまり、現在も「革工房さんた」は稼働中です。夜な夜な韓国の方と翻訳チャットするなど、とにかくこの時代にできることはこの時期にすべてやりつくしたネット生活でした。
●さんたからの助言
HTML、CSS、PHPなどなどホームページの知識を広げていくとキリがないほど奥が深いです。正直、さんたもそれほど知識があるわけではないのです。しかし「全然知らない」と「ちょっと知っている」では差がとてもある気がします。例えば、HP登録やウェブデザインの打合せでも少し知っているだけである程度の会話ができるようになります。うんざりしていないでホームページの構成ぐらいは予備知識として習得しておいてくださいね。
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