お知り合いの農家さんが、地元新城で棉(コットン)を作って、形にしたい!
っという声を聞き、かねてからゆる~く動きのあった「コットンくらぶ」。
実は、東三河でも新城方面はお蚕さんの絹産業をはじめ、
棉を栽培する文化がありました。
農家さんも実験的に栽培してできた棉もどうしていいのかわからず、
友達にあげて、ぬいぐるみの中に入れるくらいだったそう。
でも、その先である工程には専用の道具や知識がないとわからない…
とアンテナを張っていたところ、
いろいろなところから情報を得ることができました。
棉の種が自然と集まり、この道具ならあるけど…っと、
ありがたいお話をいただきました。
よし!棉をつくろう!っと、
農家さんが「新城コットンくらぶ」を作りました。(←なんとなく自然と産声を上げた)
私も、季節誌しずくの初期の頃に、蒲郡の棉を使って体験教室をやっている所に
取材に行った経緯を思い出し、声をかけて集まったみなさんと行ってみることにしました。
蒲郡市竹島にある「TCCクラフトセンター」という所。
オーナーさんはもともと繊維業界におられ、
今は、棉を育てながら昔の道具などを使って綿製品を作り、そして教えてくださっています。
栽培の方法やその後の過程や道具について教えてくださり、
自分たちで仕立てた糸を一部に織り込み、コースターを作りました。
(白い部分が仕立てた糸です)
感動です。30分で完成。
他に、染色したりなんだりとまだまだ知らない工程はたくさんありますが、
棉から綿、糸にしたい!
さあ、5月の定植に向けて、栽培工程がスタートすることになりました。