一部、持ち帰ったそばの実。
ここからは乾燥を兼ねて、土・葉・茎などのゴミをひたすら選別する地道な作業です。まずはふるいをかけてみます。大きな網目、小さな網目のふるいを駆使します。大きなゴミは選別できるものの思ったほどの効果はありません。
数日、乾燥と同じような作業を繰り返し、乾燥した葉は風を送って選別できました。ここからは選別しきれなかった実を白い紙の上でひたすらに選別する地味な作業…約5日間で5㎏分の選別を終わらせました。
さあ、新城に残していった乾燥を続けてきたそばの実を機械で脱穀する作業です。
かなりいい感じで乾燥されています。一気に脱穀機に入れていきます。
残りの脱穀は数十分で完了。お米の脱穀機を使っているので穀類も混じります。手で脱穀したものと比較すると大きなゴミは減りますが、その分、細かいゴミが増えるのが機械脱穀の短所。手に比べると割れてしまう実もあるので、手間はかかりますが手で脱穀する方がロスが少ないのかなぁ〜というのが感想です。
画像は脱穀機をかけた実です。大きなゴミは目立ちませんが、砂や割れた実などの細かいゴミが目立ちます。
これが脱穀〜選別を終えたそばの実です。きれいに実だけになっています。
結果的に、16kgの収穫になりました。
2kgは来年の種として確保して残りを、豊橋にある「手打ちそば やまに」さんに預けてそば殻を剥き、加工できるまる抜きと呼ばれる「そばの実」にしていただきました。
いよいよ「新城そばプロジェクト」感謝・感謝の試食会＆収穫祭が開催できそうです！